エステサロンでハイフ(HIFU)の値段を調べてみると、よく「1,000ショット:1万円」とか「10,000ショット:5万円」とあります。
しかし、ハイフの値段を比較する時に気をつけて欲しいのは「同じ値段でもショット数が多い方がお得!」という事ではないのです。
ハイフはマシンによって1部位で効果を発揮する基準ショット数が違ってくることを知っておきましょう。
以下では、いくつかの有名なマシンについてショット数の基準をみていきます。
ウルトラハイフ
サーマル(熱)ハイフを用いることで的確に皮下脂肪を捉えるので、より確実な痩身効果を得られます。熱によってダメージを受けた脂肪細胞は、細胞を掃除するマクロファージによって消化されるため、施術後も時間をかけて皮下脂肪が減少していきます。
基準ショット数:1部位500ショットが基準
ウルステム
脂肪細胞の大きさではなく、脂肪細胞の数に着目したのがウルステムです。従来のキャビテーションの10倍以上の威力を発揮すると言われ、脂肪細胞を減らしてくれます。
一般的なハイフは、皮下1.3cmの脂肪層にのみアプローチしますが、ウルステムは0.7cmと1.3cmの両方に働きかけるので、破壊できる脂肪細胞の量が違うんです。
基準ショット数:1部位4,000ショットが基準
ディーフォーカス
ディーフォーカスは、セルライトへのアプローチに特化したハイフです。老廃物の排出を促し、ぼこぼこの解消に効果があります。
ちなみにディフォーカスは「純国産」です。やはり安心感は大きいです。
基準ショット数:1部位8,000ショットが基準
ショット数に惑わされないこと
「安い!と思って行ってみたら、ショット数が少なくて全然効果が分からなかった…」これではがっかりです。かといって、「10,000ショットだ!と意気込んでいったら、そのマシンでは10,000ショットが普通だった…」なんてこともあります。
Aのマシンで10,000ショットより、Bのマシンで1,000ショットの方が効果があったということも、ハイフではよくある話です。
ハイフのショット数はマシンの基準数を参考にしないと意味がありませんので、その点を注意してみてください。
多ければいいわけではない
多くのクリニックで推奨されているショット数はエステサロンの10分の1くらいです!
最適なショット数
- 目元→100~200ショット
- フェイスライン→300~400ショット
- 顔全体→500~600ショット
- 顔全体から首まで→600~800ショット
- ボディ→2000~4000ショット
例えばフェイスラインなんかは300ショットくらいで効果がでます。
そして、ショット数は少ない方が安全です!
ハイフは事故が多い
エステティックサロン等でHIFU(ハイフ)という「高密度焦点式超音波」や、それに類する超音波技術を応用したという機器で施術を受けたところ、「顔面が急に熱くなり痛みが走った」や「熱傷になり、治るまでに半年かかると言われた」、「神経の一部を損傷した」等で治療に数カ月を要する危害を負ったといった相談が寄せられています。
実際にエステサロンのハイフは非常に事故が多く、生活センターからも注意喚起が出ています。
10倍のショット数を打つわけなので、それだけ事故を起こす確率も高まります。
できれば医療ハイフを、少ない回数で済ませるのが安全で理想です。
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