※オーナー向け、サロン経営に関する記事になります。
すごく率直的な表題ですが、エステサロンの脱毛メニューは、あんまり儲からないです。
効果も集客力においてもほとんどがクリニックに負けていまいます。
また「麻酔が使えない」ので痛みも伴います。満足度はどうしても高めにくいメニューなんです。
そして決定的に儲からない理由は以下3つです。
脱毛は終わりがある
脱毛は『毛根を破壊したら終わり』という”終わり”のあるメニューです。
脱毛に来店するお客様のほとんどが「さっさと終わらせたい!」と言う気持ちです。
つまり「また来たい!」サービスではありません。
サロン経営の基本となる”リピート”に繋げにくいお客様がターゲットになるので、集客労力の割に利益が短いです。※LTVが低いとも言います。
単価を上げにくい
脱毛は価格がだいたい決まっています。
クリニックが大きく値下げてきたので、サロン脱毛はさらに苦戦をしいられています。
マッサージと違って技術介入要素が少ないので、施術の中で付加価値を載せにくいメニューです。
上項目のことも踏まえると、
脱毛→痩身 のように別メニューへのクロスセルなどをして、長く通ってもらう工夫が必要になります。
そもそも違法
無資格で医療行為に当たる脱毛施術を行い、利用客にやけどを負わせたとして、大阪府警生活環境課は21日、業務上過失傷害と医師法違反の疑いで、大阪市内のエステ経営の20代の女と、スタッフの20代の女を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。
毛根を破壊する行為は、サロンではNGです。
サロン脱毛とは、除毛・減毛です。
グレーゾーンというより、ほぼクロです。
緊急事態宣言に風俗店が潰れたのは、補助金の適用がなかったことも大きな要因です。
法に触れるビジネスは、いざという時に国が守ってくれません。
違法な商売は息が長くないということは覚えておいてください。