ハイパーポレーションは、美容成分を肌の奥深くまで浸透させることができるため、ニキビ跡の改善にも効果があると言われています。
ニキビ跡はなぜできる?
ニキビ跡は、肌の奥深くにある炎症を起こした部分が治癒する際に、過剰にコラーゲンが生成されることによってできる瘢痕組織のことです。
この瘢痕組織が肌表面に浮き出ることで、凹凸のある肌質になってしまいます。
ハイパーポレーションの効果
ハイパーポレーションは、エレクトロポレーションやイオン導入などの機能を利用して、肌の奥深くに美容成分を浸透させることができます。
この浸透された美容成分は、瘢痕組織に働きかけ、コラーゲンの生成を促すことで、瘢痕組織を柔らかくして肌表面との段差を少なくする効果が期待できます。
ニキビ跡の改善につながる
ハイパーポレーションは、超音波洗浄やエレクトロクレンジングなどの機能を利用して、肌表面の汚れを除去することもできます。ニキビ跡ができた部位は、炎症を起こした部分であるため、肌表面には多くの汚れや皮脂が溜まりやすく、それが瘢痕組織の形成を促す原因になることもあります。
肌表面の汚れを除去することで、瘢痕組織の形成を予防することができるため、ニキビ跡の改善につながると考えられています。
ただし、ニキビ跡は肌の深い部分にあるため、完全な改善には複数回の施術が必要になる場合があります。
また、瘢痕組織が大きくなってしまっている場合には、レーザーやダーマペンなどのより強い刺激を与える美容治療が必要になることもあります。
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まとめ
ハイパーポレーションは、美容成分を肌の奥深くまで浸透させることで、ニキビ跡の改善につながると言われています。
しかし、ニキビ跡ができてしまった場合には、その程度や原因によっては、ハイパーポレーションだけでは完全な改善ができない場合があることを覚えておきましょう。