絆創膏をニキビに貼ること自体は、爪で掻いたり、また外部からの刺激によってニキビの症状の悪化を防ぐ効果があり、ニキビの治療には良いことです。
しかし、ニキビに対して "通気性を保たずに" ピタッと絆創膏を貼るのは逆効果です。
また「どんな絆創膏でもいい」というわけではありません。
中には症状を悪化させてしまうものやNGな使い方もあります。
ニキビに絆創膏を使う時の注意点
- 医薬品や医薬部外品の絆創膏は要注意
- 通気性を保ち、ピタッと貼らない
- 1日中同じ絆創膏を貼りっぱなしはNG
医薬品や医薬部外品の絆創膏は要注意
絆創膏には実際には種類があり「医薬品」「医薬部外品」「医療機器」があります。
このうち「医薬品」「医薬部外品」に分類される絆創膏の中には、ニキビの症状を悪化させてしまうことがあります。
これらのタイプの絆創膏には薬剤が含まれていますが、薬剤による刺激でニキビが悪化してしまうことがあるのです。
「医療機器」の絆創膏を選びましょう。
ピッタリ貼るのはNG
ニキビができている部位に絆創膏を貼るのは爪で引っ掻いたりするのを防止するためには良い方法です。
しかし絆創膏を貼る際には、あまりピッタリ貼って通気性を悪くしてしまわないようにしなければなりません。
蒸れが起こるとアクネ菌が増殖し、ニキビが悪化してしまいます。
通気性が悪くならないように、優しく患部を覆うように絆創膏を貼ってください。
1日中同じ絆創膏を貼りっぱなしはNG!
新しい絆創膏を貼る作業は「毎日」しなければなりません。
1日中同じ絆創膏を貼りっぱなしにすると、衛生的に良くないためアクネ菌が増殖する原因になります。
逆にあまり頻繁に変えてしまうと、傷つけてしまう可能性があるので注意です。
早めにニキビ治療外来へ
気になってニキビを潰してしまったり、何度も毛穴に刺激を与えることでクレーターとなってしまうため注意しましょう。
今はオンラインでもニキビ薬を処方してもらえますので、緊急時用に一度チェックしておいてください。
▶︎【CLINIC FOR (クリニックフォア)】オンラインニキビ治療外来
まとめ
絆創膏の中には「防水」のように通気性が悪いものがあります。こういったタイプの絆創膏でカバーした部分は通気性が悪くなり、雑菌が増殖してしまうことになります。
ニキビの状態が悪化するのはアクネ菌の増殖によるものですが、通気性の悪い絆創膏を使用するとアクネ菌がさらに増えてしまいます。
そのため絆創膏を使用する場合には、通気性のいいタイプをあまりピッタリと密着した状態にならないように貼るのが効果的です。