脂肪冷却-クールスカルプティング-とは?
脂肪細胞を冷却して破壊する痩身法です。
脂肪細胞と他の組織は 凍結される冷却温度が異なります。この違いを利用して、脂肪細胞のみを破壊することができます。
また、気になる部位の脂肪だけを冷やすことができるため"部分痩せ"が可能です。
あのホリエモンも何度か受けている有名な施術です
脂肪冷却は、カラダを傷つけない画期的な手法なのですが、誰でも受けられる施術ではありません。
受けられない人・受けられない場合は以下4つです。
- 脂肪が少ない
- 寒冷過敏
- 基礎疾患
- 皮膚の状態
それぞれについて解説していきます。
1:脂肪が少ない
- 皮下脂肪が極端に少ない/厚みが1mm未満の部位
- 過去に脂肪吸引をした箇所
- 内臓脂肪の減少を望まれている方
- 皮膚が極端に硬い方/たるんでしまっている方
など、脂肪が少ないと使えません。
太っているようにみえて、脂肪が少ないことはあります。
むくみや筋肉太りが原因です。
しっかりと皮下脂肪を測定してもらってから受けるようにしましょう。
2:冷たいのがNG
- 寒冷じんましんが出る方
- レイノー病などの寒冷過敏症
「寒さ・冷たさ」などの寒冷刺激に反応して蕁麻疹が出る皮膚の病気。
冷やすことで副反応が出る体質の人は受けられません。
3:基礎疾患
- 重度の心臓疾患/ペースメーカー使用の方
- 重度の高血圧の方
- 慢性の内臓疾患(糖尿病や肝炎など)
- 妊娠中または授乳中の方
上記は特に多い症例です。これ以外にも いくつか受けられない基礎疾患があります。
カウンセリング時に確認してみるのがベストです。
4:皮膚の状態
- 施術部位に湿疹や皮膚炎がある
- 瘢痕組織や過度の皮膚疾患がある
- 皮膚感覚が正常に機能しない部位
- 開放創や感染創がある部位
- 最近出血を起こした部位
一時的な皮膚異常がある場合、皮膚の状態によっては当日受けられなくなることもあります。
エステや脱毛でもそうですが「急なキャンセル時」の対応は必ず確認しておいた方が良い事項です。
5:エステでは受けられません
脂肪冷却のように『脂肪細胞を破壊する施術』は、医療行為にあたります。
そのため、エステサロンなどでは受けられません。
非認証の機器が使われているので、奇異性脂肪過形成のリスクが上がります。
奇異性脂肪過形成とは、冷却脂肪減少治療の副作用で、脂肪細胞が縮小するのではなく増大し、脂肪の塊ができてしまう症状
【補足: ハイパーナイフと脂肪冷却の組み合わせ】
脂肪細胞を小さくするために、脂肪冷却前にハイパーナイフなどの高周波エステ機器を検討することができます。
これにより、脂肪冷却の効果を向上させることができます。ハイパーナイフは脂肪細胞の減少をサポートし、施術の成功確率を高めてくれます。