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【ハイフの危険性について】呼び方を変えてまだ使用されていた

友人に「凄く良い機械があるよ!」と言われて話を聞いていると、ハイフでした。

筆者は火傷した経験があり、ハイフはあまりおすすめしていません。

ちなみにハイフとハイパーナイフは別物です。詳しくは別記事[ハイフってハイパーナイフの略語?]を参考にしてください。

 

ハイフとは?

ハイフとは、高密度の超音波で肌を傷つけずに体の特定部位を加熱する技術であり、「高密度焦点式超音波」技術のことです。

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前立腺肥大や子宮筋腫の治療などに使われてますが、その原理を応用し、脂肪細胞を除去するエステ機器としても用いられるようになっています。

ところがこのハイフにはそれなりに危険性があり、今年になって事件が増えました。

 

どんな事件?

エステサロンなどで医師資格のないエステティシャンが、1回数千円程度でサービスを提供していることです。

本来ハイフは医師のみの施術が認められており、国民生活センターによると

「医師以外からの施術は違法の恐れがあり危険。絶対に受けないでください」

と呼びかけております!

 

ついにニュースにも

今年になってすでに多くの事件が起こっています。2017年2月までで約30件の報告あり、うちの約20件はやけどや顔の神経損傷などのけがを負っていたとのこと。

『顔の左半分がやけどで腫れ、水ぶくれができ病院で治療したが傷が残り「これ以上改善しない」と言われた』

これは有名なニュースサイトなどにも取り上げられたようで、4〜5月にはほとんどのエステサロンが、ハイフを売り払ったそうです。

エステ業界でも取り締まりが厳しくなったそうで、このくらいの時期、たしかに中古のハイフが増えてました。

 

ハイフはまだいた!

とはいえ、医療現場でも使われるハイフはやはり効果があります。

まだまだ導入しているサロンはあります。

 

呼び方に注意!

ハイフや高密度超音波という言葉に悪いイメージが定着してしまったので、別の名前に変えているようです。

筆者が知っているところでは、単に「超音波機器」とだけ宣伝していたり「光超音波」「蓄熱超音波」と呼んでいたりします。

どうやら友人も「超音波を使ったエステ機器」だとすすめられて受けてしまったようです。

それはキャビテーションですね。

よく確認してから決めましょう。

 

まとめ:クリニックが安全です

火傷の危険性が大きいハイフは、名前や呼び方を変えてエステサロンではまだ使用されています。

新しい機器をすすめられた時は、正式な機器名を聞いて(機械本体に載っています)自分でも調べてみましょう。

メーカーのホームページで「高密度超音波」「高密度焦点式超音波」とあったら要注意です。

実際、消費者庁の「事故情報データバンク」には2015年1月から21年6月まで、ハイフによる事故報告が計77件寄せられている。
…美容外科などの医療機関でも17件の事故が起きていたが、エステ店での事故はその3倍超の53件に上った。

読売オンライン:シワ・たるみ取りに人気、超音波機器「ハイフ」での事故多発…顔面まひなどの報告も

 

もしハイフを受けるなら必ずクリニックで受けましょう。

扱っているマシンの出力も高いのに、実際に起こった事故件数はエステサロンの3分の1程度です。

有識者が扱っているため、安全なんですよね。

 

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