ハイパーナイフは、体の中の脂肪やセルライトを温めて分解し、排出を促す効果のあるマシンです。
産後ダイエットを目指すママにとっても魅力的ですよね。
しかし、まだ授乳中なのだとしたら「授乳中にハイパーナイフを受けて大丈夫なのか?」と、不安に思う人も多いかと思います。
気になるのが次の2つ
- 母乳に影響が出るのではないか
- 赤ちゃんに悪い影響があるのではないか
今のところハイパーナイフで母乳に悪い影響がでると公表されていないので、授乳中でもハイパーナイフは問題なく受けられます。
しかし、サロンやクリニックによって授乳中はできないとしているところもあるので、事前に確認してみましょう。
ちなみにハイパーナイフはハイフ(HIFU)ではありません。
ハイフに関しては別記事を参照ください。▶︎ハイフ(HIFU)は産後いつから受けられる?授乳に影響が出る?
ダメな理由
ハイパーナイフによって溶けた脂肪や老廃物が血液に流れます。
母乳は血液から作られているものなので、溶けた脂肪や老廃物が母乳にたくさん含まれる。これを飲んだ赤ちゃんに何らかの悪影響を及ぼす。
以上の理由が研究で解明されたわけではありませんが、可能性としては残っています。
安全を最優先するサロンではNGにしています。
OKな理由
ハイパーナイフは薬を使ったりしませんので、授乳中でも何ら問題はないといえます。
また、実際に授乳中で施術し「何かあった!」という噂は1つもありません。
インディバやエンダモロジーも、多くのサロンでは産後1ヶ月でOKという状態です。※クレームなども聞いたことありません。
「みんなやってるから大丈夫」という理論なんですよね。
産後にハイパーナイフを受けるメリット
産後にハイパーナイフを受けるメリットはいくつかありますが、注意点もあります。以下にメリットと注意点をまとめます。
メリット:
脂肪分解とセルライト改善:ハイパーナイフは体の中の脂肪やセルライトを温めて分解し、排出を促す効果があります。出産後に増えた脂肪やセルライトの改善に役立つ可能性があります。
産後の体形戻し:出産によって変化した体形を戻したいというママにとって、ハイパーナイフは魅力的な選択肢となります。
ハイパーナイフの施術は比較的短時間でも効果があるので、産後の身体に負担が少ないとされています。
いつからならOK
エステ業界の1つの目安として「生理が戻ってから」というものがあります。早い人で産後3ヶ月目くらいでハイパーナイフも受けられます。
ただ WHO(世界保健機関)では、生後6ヶ月間は完全母乳で育児をすることを推奨しています。
赤ちゃんへの安全を最優先にするのであれば、最低でも6ヶ月までは無理なダイエットは避けましょう。
注意:痩身効果はやや出にくいです
一般的に産後6ヶ月は痩身効果はやや出にくいです。
妊娠中には脂肪量が増加しやすく、産後には減りにくくなることがわかっています。(産前産後は赤ちゃんに栄養を送るためにエネルギー貯蓄が必要になるためです。)
そのため、妊娠前よりも痩身効果が出にくくなることがあります。
また、授乳期には体脂肪も必要な成分ですのでハイパーナイフで落としてもすぐに戻ってきてしまいます。効率よく痩せるなら、授乳を終えてから本格なダイエットを開始しましょう。
最初のうちは2週間に1度くらいのペースで、リラクゼーション目的で通うのがおすすめです。
まとめ
赤ちゃんへの安全を最優先するなら、授乳中のハイパーナイフは避けるべきです。
とはいえ、産後のダイエットは産後3ヶ月くらいからは始めたいものです。
施術OKなサロンで相談し、判断しましょう。