ハイフ(HIFU)

40代以降のたるみにハイフ(HIFU)は効果ない?【悪化することも】

加齢に伴い皮下のコラーゲンや脂肪はどんどん減っていきます。40代後半になると20代の半分くらいの量にまで減ります。

そしてコラーゲンがなくなった部分というのは"何もない空間"になるワケなので、結果として皮膚が余ってたるんでいきます。

加齢によるたるみを改善するためには、失われたコラーゲンの空間を別のもので補充することも必要になります。

 

たるみ改善の勘違い

多くの人は【たるみ改善=何かしらの方法で皮膚全体を引き上げていく】必要があると考え、ハイフ(HIFU)が選択肢に入ってきます。

ハイフ(HIFU)は収束超音波によってSMAS筋膜に熱を加え、軽度の火傷をさせて組織を収縮させます。結果、SMAS筋膜上に乗っている "顔の皮膚全体の引き上げ効果" が生まれるというものです。

しかし!!

前述のように40代以降はコラーゲンが減ることが主な原因になっています。たしかにリフトアップも有効ですが、それだけでは足りません。

また ハイフは筋膜を焼くわけなのですが、この際に筋膜の上に乗ってる皮下脂肪も焼けて量が減っていきます。

皮下脂肪が減ると、皮膚がさらに余ってたるんできます。

つまり脂肪細胞を焼失させてしまうハイフが逆効果になることもあるわけです。

40代を超えると顔に脂肪もつきにくくなるので、若返りには "引き上げ" だけでなく、ヒアルロン酸注射などの "充填" もしなければなりません。

 

ハイフは30代におすすめ

ハイフの効果を最も実感できるのは30代です。

衰えてきた筋肉を、SMAS筋膜による引き上げで補っていきます。

誰にでも効果があるように宣伝されていますが、年齢によって効果が大きく変わります。

逆に20代では受けなくても大丈夫です。▶︎ハイフ-HIFU-の20代の人への効果【逆効果になることも!?】

親切なクリニックなら「これではハイフじゃ効果ないですよ!」とお断り(あるいは別メニューの提案)になることもあります。

 

40代からは脂肪注入

持続力があるのは『脂肪注入』です。

太ももなどの脂肪が多い部分から、脂肪細胞を移植してくる補充術です。

 

これにハイフを組み合わせて引き上げていきます。

超音波の浸透部位を間違えると逆効果になることもあるので、実績の多いクリニックでしっかりアドバイスをもらってください。

ハイフも種類があって、脂肪をできるだけ残して筋膜にアプローチすることもできます。今は『蓄熱式ハイフ』のように コラーゲン生成に特化したハイフマシンもあります。

<湘南美容外科クリニック>では、脂肪注入に加え 3種類のハイフマシンが導入されているので 年齢にあせて効果的な機種をチョイスしてもらえます。

 

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